オーナー／小林 幹裕（こばやし みきひろ）

夏は野球、冬はスキージャンプ！北見紋別のスポーツ大好き少年！

現在コンクリート圧送会社を経営している私は、子供の頃からスポーツが大好きで、小・中・高校時代は野球少年でした。

高校生の時には、夏は野球、冬はスキージャンプ競技にも取り組んでいました。

スキージャンプの部活では札幌の荒井山シャンツェ、宮の森ジャンプ競技場で飛んだこともありました。

この経験は、恐怖心との向き合い方や達成できたときの喜びを知ることができたと思います。

20代後半からはゴルフやスキーを楽しんでいました。スポーツは私の生活には欠かせないものだったように思います。

「パパ、これやりたい！」小学１年生の息子と一緒に野球の練習をはじめる

私はスポーツはやるのも観るのも好きで、毎日のようにテレビで野球観戦をしていました。

そんなある日、小学校1年性の息子が「パパ、これやりたい！」と言ってきたのです。

そこからボールの投げ方からはじまり、野球のやり方を息子に教えるようになりました。

「少しでもうまくなりたい」という息子と、毎日夜、家の前で練習！！

自分でビニールテープを巻いて、飛ぶように加工した羽根での羽根打ち練習※は中学校に上がるくらいまで続けました。

※羽根打ち…シャトル打ち。バトミントンなどで使うシャトル（羽根）を使って行うバッティングの基礎練習。

練習場所が手狭に……息子にもっとのびのび練習をさせてあげたい！！

息子が中学生になり、練習の幅を広げようと家の前から、会社の作業場へと練習場所を変えました。

自分でネットを張り、ティーバッティングや、ゴロ捕球の練習をするようになりましたが、なんというか…物足りなさがありました。

そんな思いがあるなか、息子が所属するリトルリーグの冬の練習に同行。

他の市町の練習場まで出かけて目にしたのは、『ドーム型室内練習場』でした。

こんな施設があるんだ！と驚きつつ、「息子とこういう場所で練習したいなぁ！！」「ああ〜！うちもこういうの作りたいなぁ！！」と思ったのです。

2020年4月。室内練習場作りをスタート。

室内練習場の存在を知り、自ら室内練習場を作りたいと思って土地を探しはじめてから２年が経っていました。

やっと見つけた場所はゴミが放置されている荒地でしたが、東京オリンピック2020も開催されるし（オリンピックは1年延期に…）、自分もひとつがんばってみよう！と決意しました。

室内練習場作りは会社の従業員にも手伝ってもらい、自分の手で作り始めました。

山積みのゴミの処分にはじまり、基礎となる土地の整備では水が出たり…。

苦労したことは正直数えきれないほどありましたが、この場所で練習する息子や、子どもたちを思い浮かべてがんばりました。

下地は「テニスの練習に使うなら、下地は平坦じゃなくては難しい」というアドバイスもあり、高精度な測量を行い、水平かつ平坦を目指しました。

私の会社はコンクリート圧送の会社ですから、施工は得意分野。もちろん力が入りました。

2021年3月完成！！色んな種目のスポーツ、色んな方との交流、笑顔に出会える喜び。

2021年3月「マルチドーム札幌」が完成しました！

現在、少しづつ使用いただるチーム、団体、個人の方が増えてきました。

「色んな種目に」「色んな方に」「色んな用途」で「マルチ」に使ってもらいたい！！という思いで名付けたように、広まってきたようで嬉しく思っています。

今後は気持ち良い練習場を提供するのはもちろん、私たち側からスポーツを教える場や、フットサルの試合を企画したりもしたいと考えてます。

スポーツマン同士の交流や、親子のコミュニケーションのきっかけなど、場作りを通して北海道のスポーツに貢献していきたいです。

応援していただけたらうれしいです。